<楽天>田中、完投でプロ初勝利 ソフトバンクを降す

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 ○楽天6―2ソフトバンク●
 楽天が逆転で2連勝。新人・田中が2けた三振を奪い、完投で初勝利を挙げた。1点を追う六回、フェルナンデスとリックの連続二塁打で3点を挙げて逆転、その後も追加点を挙げた。ソフトバンクの杉内は六回2死まで楽天打線を無安打に抑えたものの、突然崩れた。
 ▽楽天・野村監督 (田中は)ソフトバンク相手(の完投勝利)で、相手に不足はないだろう。今日はけちをつけることは何もない。
 ▽ソフトバンク・王監督 (田中は)前回よりよく緩急がついていた。
 ▽楽天・田中 最高です。自分としては完投までは考えていなかった。(「ウイニングボールをどうするか」と聞かれ)両親に贈ります。
 ◇目を潤ませる田中、また新たな成長が…
 4度目の先発でやっとつかんだ初勝利。楽天・田中は目を潤ませていた。プロ選手として球場で目を潤ませるのは2度目。初登板のソフトバンク戦(3月29日)で序盤KOされて以来だ。その悔しさがあってこそ、この日の喜びがあった。
 過去3試合の登板で成長した。我を失い、実力を発揮できなかった初登板。2度目の登板(5日、日本ハム戦)は丁寧に投げすぎて勢いがなかった。3度目(12日、西武戦)は力強かったが、一本調子だった。それぞれ得た反省点を克服した集大成が、この日の登板内容につながった。
 ハイライトは一回の投球。直球ばかりに頼りすぎて先頭打者から3連打を浴び1失点。次打者にも四球を選ばれ、なおも満塁。だが、ここから反省が生かされた。落ち着き払い、緩急をしっかりつけた投球で3者連続三振に抑え、ペースをつかんだ。
 味方打線は中盤まで湿ったが、じれなかった。「言葉は悪いけれど、うまく相手を見下せた」という言葉通り、強打者ぞろいのホークス打線を、時に強気に攻め、時には打ち気をそらし、気後れするところがなかった。
 13三振を奪っての完投勝利は、辛口の野村監督も「今日はケチをつけることは何もない」と認めた好投だったが、本人は「初回(の3連打)がなければもっと楽だった」と反省点を口にする。この反省を糧に、次の先発では、また新たな成長を見せてくれることだろう。【深町郁子】
 ○…六回2死まで楽天打線を無安打に抑える好投を見せていたソフトバンク・杉内が、今季初黒星を喫した。
 初安打を許した球は低めのチェンジアップで、決して悪い球ではなかった。だが無安打が途切れたことで緊張感も切れたのか。突如として制球が甘くなり、2死一、二塁からフェルナンデスには真ん中のスライダーを、続くリックには高めの直球をいずれも右中間二塁打され3失点。立て直し不能になってしまった。杉内は「初安打を許したあと、すぐに流れを断ち切らねばならないとは思っていたけど。情けない。ほんまに……」。
 新人投手に2夜連続で敗れ、5カード連続で勝ち越しがなくなったソフトバンク。帰りのバスに乗り込む選手たちの表情は、厳しかった。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000108-mai-spo
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